ノスタルジックジャパン

古き良き時代を感じる日本図鑑

二口女

竹原春泉画「絵本百物語」より

昔、自分の産んだ子だけ愛し、先妻の子に食べ物を与えなかった母がいたそうです。
するとその子はついに病気になり餓死してしまったらしい。

その子の四十九日に、父が薪を割っていると、振り上げた斧が、後ろを通りかかった妻にあたり、その傷がいつまでも治らずに頭の後ろに唇がもうひとつできたようになってしまったと。後ろの口はいずれヒソヒソと「悪いことをした、悪いことをした」というようになったそうです。

罪のない子供を憎み、食べ物を与えなかったりすることのないようにする戒めなのかもしれません。

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