Read More妖怪, …逢魔時(おうまがとき)鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より 「逢魔が時」は「魔物に出逢う時間帯」とわれていますが、とても雰囲気のある言葉だと思いませんか? この時間帯というのはだれかそこにいるのかよくわからないような仄暗くなった時間帯。だいたい夕方...
Read Moreもの・道具, …金霊鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より 毎日良い行いを重ねていると「金霊」という玉が落ちてきて、その家は金持ちになるといいます。 大きさは鶏の卵くらいで、おちてくるときは雷のような音を立てて落ちてくるそうです。 拾うことができた...0
Read Moreひと, …元興寺(がごぜ)鳥山石燕『図画百鬼夜行』より この妖怪は、奈良にある元興寺の鐘つき堂に住みついていたといわれます。この寺には大変な力持ちの童子がいて、この童子があらわれた妖怪の髪をつかむと、妖怪は髪を残して逃げた出したという。この童子は...
Read More神社仏閣鳥居神社に行くと私たちをまず出迎えてくれるのが『鳥居』です。鳥居にはさまざま色や形、素材がありますが、そもそもどのような意味や役割をもっているのでしょうか。 INDEX住まいとしての日本建築の歴史寝殿造の誕生武士の台頭と書院...
Read More職人鎚起銅器職人INDEX住まいとしての日本建築の歴史寝殿造の誕生武士の台頭と書院造茶の湯の影響 農家の住居 鎚起銅器とは 新潟県の弥彦山の裏にかつて間瀬銅山があり、そこから良質な銅がとれたため加工したのが始まりといわれる鎚起銅器。
Read Moreひと, …油赤子鳥山石燕『今昔図画続百鬼』より 夜中に寝ていた赤ん坊が行燈の油を残らず舐めてしまったと言います。油に関する妖怪は、油をなめて夜の仕事の邪魔をする「火間虫入道」や、寺から油を盗んだ「油返し」などたくさんいます。昔、油が大変...
Read Moreひと, …ぬらりひょん鳥山石燕『図画百鬼夜行』より 夕方になり、人々が忙しくばたばたしているころ、どこからともなく現れ勝手に座敷でお茶を飲む「ぬらりひょん」という妖怪がいます。 その様子はあまりにも自然で、家族もだれかよそ者がそこに座り込んで...
Read More動物, …風狸 鳥山石燕画『今昔百鬼拾遺』より 「風狸」は、かわうそに似たかたちで鳥のように岩山をかけめぐったといわれています。 奇妙な草を見つけ、その草を木の枝に止まっている鳥めがけて投げるとその鳥は落ちる、という技をも...0
Read More妖怪, …天狗礫(てんぐつぶて)鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」より 山の中を歩いているとどこからともなく小石が飛んでくるとき、それは、天狗礫のしわざかもしれません。天狗の住む場所に人間がはいりこんだためといわれています。
Read More妖怪山姥鳥山石燕『図画百鬼夜行』より 「山姥」は、山に住む妖怪で、背は高く3メートルをこすこともあるそうです。色白で、口が耳までさけていて、髪はボウボウらしいです。 山姥は、生き血を吸うという話しもありますが、足柄山の金太郎を育...