神社に行くと私たちをまず出迎えてくれるのが『鳥居』です。鳥居にはさまざま色や形、素材がありますが、そもそもどのような意味や役割をもっているのでしょうか。

鳥居の起源

『古事記』の中には、鳥居のなりたちについての記述があるといわれています。

日の神様、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れ真っ暗闇になってしまった。困った神々が入り口で鶏を鳴かせて岩戸を開こうとした。この鳥を鳴かせた止まり木が、鳥居の元という説もあるそうです。しかし、実のところはっきりとしたことはわからないようです。

鳥居鳥居の構造

鳥居は、二本の柱を立て、笠木(一番上の水平の木)を渡して、貫(下の水平の木)を通すという作りのものが多いようです。これは屋根、柱、開口部を示し、一般の建築の構成を単純化したものだとも言われます。

主に扉はなく、外部からの侵入を防ぐというよりは、やはり聖域との境目を示すものとしてあったのではないでしょうか。

鳥居

鳥居の材質は杉、檜、また石、鉄、鉄筋コンクリートでつくられたものまでさまざまです。

 鳥居注連縄の意味

また鳥居につきものなのが『注連縄(しめなわ)』です。

この注連縄は、神の領域と現世を隔てる結界ともいわれ、不浄なものが入らないようにするそこでさえぎる役割も果たすとされています。

神棚

注連縄にもさまざまな種類があります。神様からみて左側が太くなっているものが多く見られます。注連縄から垂れている紙を紙垂(しで)と呼びます。

依り代

注連縄は、各家庭の神棚や、依代(よりしろ:神様がおりたつ目印。「神社仏閣について」の記事もあわせてご覧ください)でも見ることができます。

鳥居

鳥居をくぐるときに、外と内の空気感の違いを感じますか?
ときにはひんやりと、ときにはおだやかな、または、ちょっと不気味な感じがすることもあるでしょうか。

わたしたちは鳥居の写真をたくさん撮っていますが、材質も、注連縄のかたちも、太さも、実にさまざまのものを目にします。次に鳥居をくぐるときには、じっくりと鳥居をあじわってみてくださいね。

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