Read More妖怪, …天狗礫(てんぐつぶて)鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」より 山の中を歩いているとどこからともなく小石が飛んでくるとき、それは、天狗礫のしわざかもしれません。天狗の住む場所に人間がはいりこんだためといわれています。0
Read More妖怪, …幽谷響(やまびこ)鳥山石燕『画図百鬼夜行』より 私たちが子供の頃、山に向かって「やっほー」と叫ぶと、山の向こうから「やっほー」とかえってくるときいたことがあります。試したことのある方もおおいのではないでしょうか。「やまびこ 」とか「こだま...0
Read More妖怪, …覚鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より 「覚」は、人の心を読む山奥に住む猿のような姿の妖怪です。あるとき、でくわした狩人が木を切っていたときにたまたま木の破片が覚にあたってしまったそうです。そのときに、人間は心に思っていないこと...0
Read More妖怪, …野宿火 竹原春泉画「絵本百物語」より 田舎道や夜更けの山中などに出る、誰が炊いたのかわからない奇妙な炎を野宿火といいます。 火が、ちょろちょろと燃えては消えて、消えては燃え上がる奇妙な炎をいいます。 春の桜、あるい...0