Read Moreもの・道具, …蓑草鞋(みのわらじ)鳥山石燕「百器徒然袋」より 蓑は、藁で編んだ雨具。体が蓑で、足が草鞋でできた妖怪の姿で描かれています。 日本には付喪神といい、長い年月がたつうちに道具に魂が宿るといわれています。『百器徒然袋』には、道具の妖怪たちがたくさ...0
Read Moreもの・道具, …輪入道 鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より 牛車の車輪の中央に顔がある妖怪。日暮れになると下町から山の方へ高速で勢いよくかけのぼるといいます。見たものは魂を失うというほど恐ろしいものでした。 この絵にかかれているように...0
Read Moreもの・道具, …文車妖妃(ふぐるまようひ)鳥山石燕『百鬼徒然袋』より 本や手紙を入れる道具である「文車」の妖怪。書にかかれたことば自体に妖怪が住み着いたといわれます。ことばには書いた人の思いがこもっていますからね。0
Read Moreもの・道具, …目目連鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より 誰もすまなくなった廃屋などに忍び込むと、障子にたくさんの目が出てくるそうです。これは「目目連」という妖怪です。ふすまの桟が碁盤のようにみえることから、碁を打つひとの住まいだったのかもしれない...0
Read Moreもの・道具, …釣瓶落とし鳥山石燕『画図百鬼夜行』より 釣瓶とは、井戸水をくみ上げるための桶のことをいいます。「釣瓶落とし」は夕方になると一本松から降りてきて、通るひとに釣瓶を落とし、引き上げて食べてしまいまうそうです。0
Read Moreもの・道具, …金霊鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より 毎日良い行いを重ねていると「金霊」という玉が落ちてきて、その家は金持ちになるといいます。 大きさは鶏の卵くらいで、おちてくるときは雷のような音を立てて落ちてくるそうです。 拾うことができた...0