Read Moreひと, …魃(ひでり)鳥山石燕「今昔画図続百鬼」より 現れると国中が旱魃(かんばつ)になってしまうという恐ろしい妖怪。「旱母(かんぽ)」「魃鬼(ばっき)」とよばれることもあるそうです。 人間の顔、体は獣で、手も足も一本ずつなのですが、風のよう...0
Read Moreひと, …白粉婆(おしろいばば)鳥山石燕「今昔百鬼拾遺」より 妖怪の中にはお酒好きの妖怪もいます。その中でも「おしろいばば」は、雪の降り積もる冬の寒い夜に、笠をかぶってお酒をもとめてさまよい歩くおばあさんの妖怪です。0
Read Moreひと, …泥田坊鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より 昔、北陸に勤勉な老人がいて、わずかばかりの田畑で子孫のために来る日も来る日も耕していたそうです。ところが、老人の死後、その子どもは酒に溺れて放蕩三昧。老人が丹精込めて耕したこの田を他人に売っ...0
Read Moreひと, …雨女鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より 石燕の絵には、「神女として、朝には雲となり、夕方には雨になるといわれている、雨女もこのような類のものだろう」というようなことが書かれています。雨女は、雨を呼ぶことによってときには迷惑をかけた...0
Read Moreひと, …天邪鬼十返舎一九『天邪鬼』より 人の言った言葉と反対のことを言ったり、素直でない人のことを「天邪鬼」といいますよね。その語源となったのが、妖怪「天邪鬼」だといわれています。日本にいる古い妖怪で、様々な説話にも登場します。 いた...0
Read Moreひと, …元興寺(がごぜ)鳥山石燕『図画百鬼夜行』より この妖怪は、奈良にある元興寺の鐘つき堂に住みついていたといわれます。この寺には大変な力持ちの童子がいて、この童子があらわれた妖怪の髪をつかむと、妖怪は髪を残して逃げた出したという。この童子は...0
Read Moreひと, …油赤子鳥山石燕『今昔図画続百鬼』より 夜中に寝ていた赤ん坊が行燈の油を残らず舐めてしまったと言います。油に関する妖怪は、油をなめて夜の仕事の邪魔をする「火間虫入道」や、寺から油を盗んだ「油返し」などたくさんいます。昔、油が大変...0
Read Moreひと, …人魚鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より 顔は人間、からだは魚の妖怪です。人魚を助けた村で、大津波を教えてくれて助けられたという話や、海を荒らすという話などたくさんの逸話が残されています。0
Read Moreひと, …反枕(まくらがえし)鳥山石燕『画図百鬼夜行』より 朝起きると枕の位置が寝た時と逆になっていたり、どこかにいってしまっていることがあります。 これは、反枕という妖怪のしわざらしいのです。座敷童のしわざという説もあります。 ある宿に目の見えない...0
Read Moreひと, …がしゃどくろ歌川国芳『相馬の古内裏』 「がしゃどくろ」のモデルとなったとされる 「がしゃどくろ」とは、道などで誰にも看取られずに死んでしまった霊が集まった妖怪です。 夜になるとガチガチと音をさせて歩いてきます。全長は10メートルほど...0