Author 花岡 ゆかり

花岡 ゆかり

日本に今も残る古き良き雰囲気を写真や映像を通して感じていただければ嬉しいです。これまで私自身日本にいながらよく知らずなんとなく伝統的な文化を感じていました。関心をもってあらためて調べてみるとさらに空気感を楽しむことができるようになってきました。これからもそんな日本の魅力をみなさんと一緒に学びながら伝えていけたらと思います。 >>さらに詳しく

各地で情報収集するための忍者の変装術ー七方出とは?

情報収集などの任務についていた忍者。その任務をこなすための忍術にはどのようなものがあったのでしょうか。 僧侶や商人になりすまし情報収集をしていた? 忍者は忍者であることを人に知られることがなく、密かに活動していました。普段は農民や町民になりすまし、生活をしていたそうです。 「七方出(しちほうで)」とよばれる変装術で、虚無僧、出家、山伏、商人、放下師、猿楽師、常、の7つがあったと。顔や体型、声までも変えていた... 詳しく読む

忍者の歩法、走法、飛法とは

抜き足、差し足、忍び足 子供の頃、「ぬきあし、さしあし、しのびあし」といいながら、爪先をたてて、こっそりと歩く真似をしたことがありませんか? これはまさに、忍者が忍び込んだ先で足音が気づかれないように音をたてない歩き方のことなのです。ここではその歩法をいくつかみてみましょう。   歩行技術は忍術書のひとつ『正忍記』のなかで「足なみ10ヶ条」としてまとめられているそうです。 「抜き足、差し足」とは、... 詳しく読む

旧鼠 (きゅうそ)

昔、厩(うまや)の上に一匹のネズミが住みついていた。夜になると母屋にやってきて猫と仲良くなり、ネズミでありながら猫と争うことはなかったそう。 あるとき、猫が子猫を産んだ後、毒を食って死んでしまうと、そのネズミは夜な夜な、猫の子に乳を与えて、子猫を育てたそうといわれています。 しかし、油を舐めに集まってくるねずみを退治するために、差し向けられた猫に噛みついたという説もあるようです。... 詳しく読む

武士の正装から発展した江戸小紋とは

江戸小紋はもともと武士の正装である裃(かみしも)から発展したそうです。 参勤交代では各地方の武士たちがたくさん江戸に集まりました。そこで、どこの藩の武士かをわかりやすくするために、特定の柄を各藩の「定め柄」としたのだといいます。   徳川家の松葉、紀州家の極鮫などは有名です。 武士の間で発達した小紋はとても格式が高いものでしたが、江戸時代の半ばごろから庶民でも取り入れられるようになったということ... 詳しく読む

無地から柄物へ〜江戸時代の生活に根ざした模様に込められた意味

わたしたちは現代さまざまな素材や模様の衣服を自由に着ることができますが、江戸時代はどうだったのでしょうか。 伝統的な模様からその歴史を振り返ってみましょう。     江戸時代以前には庶民の着物は麻が中心でほとんど無地だったといわれます。 江戸時代に綿織物が登場することによって衣類に大きな変化が訪れました。 麻にくらべて肌に優しく、吸湿性があり、染色もしやすいということから庶民の間に... 詳しく読む

日本の四季が描かれた美しい花札の歴史

とても美しいデザインの花札は、もともとカルタの一種といわれています。 みなさんは、花札で遊んだことがありますか? 江戸時代にはとても人気のあった遊び「花札」の歴史を振り返ってみましょう。 もともとカルタは安土桃山時代にポルトガルから宣教師によって伝えられたそうです。 やがてカルタは武士の間で広まって、賭け事に使われるようになり、幕府によって禁止令が出されることになります。 表向きにはカルタが禁止され... 詳しく読む

小豆洗い

「小豆洗い」は、別名「小豆とぎ」ともいい、川のほとりで小豆をとぐような音をさせる妖怪です。 谷川のほとりや橋の下にでるといわれ、面白がって近づくと水中に落とされてしまいます。 日本中のいろいろなところに出現し、「小豆とぎ婆さま」や「米とぎ婆」と呼ぶ地方もあるそう。... 詳しく読む

山男

深い山の中にすむ、背の丈約6メートルもある大男。大抵は心が優しく、山仕事の手伝いやけが人を運んでくれたりと、人間を助けてくれます。 古い説話には「逃げれば怪我を負うことがある」と記されているようですから、山で出会った時には、まずは少し言葉を交わして様子をみては? ... 詳しく読む

桂男

桂男は、妖怪の一種で月の住人。 『万葉集』にも登場し、 目には見て手には取らえぬ月の内の桂のごとき妹をいかにせむ と詠まれています。 目には見えても触れられないという恋の切なさを表現していると言われています。   満月でないときに、月の中にある隈に見入っていると、桂男が動いて、見るものを手招きします。 招かれたものは命が縮まるという言い伝えが残っています。   子... 詳しく読む

鬼熊

  木曽では年取った熊を「鬼熊」と呼ぶそうで、夜が更けると里にやってきて、牛馬を引きずり出して食い、人のように立って歩くといいます。 サルなどは手のひらで押すだけでたちまち死んでしまうほど力があります。鬼熊は力持ちで2メートルほどもある大石を谷底に落とすこともできる。その石は今も木曽の山奥にあるといわれています。... 詳しく読む