ノスタルジックジャパン

古き良き時代を感じる日本図鑑

泥田坊

鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より

昔、北陸に勤勉な老人がいて、わずかばかりの田畑で子孫のために来る日も来る日も耕していたそうです。ところが、老人の死後、その子どもは酒に溺れて放蕩三昧。老人が丹精込めて耕したこの田を他人に売ってしまいました。

ある夜のこと、突然泥田のなかから妖怪があわられ「田んぼを返せ」と叫び声が聞こえたと言います。月夜の晩になると現れるこの妖怪は「泥田坊」とよばれました。

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